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TRX-501

TRX-501外観

TRX-501はアイテック電子研究所から1990年頃に発売された6mQRP AMトランシーバーです。バラキットで別名「ローズキット」ともよばれておりました。
実は1980年頃に豊川、豊橋市の仲間達とJA7CRJ千葉さんさんの主宰する自作クラブ?(古い事なので正式名称は忘れました)
の三河支部として登録し活動していました。機関紙THEほうむめいども購読しており、読売新聞から取材を受け地方版に掲載されました。
残念ながらアイテック電子研究所昨年一杯で業務終了した模様です。

TRX-501の存在は知っておりましたが、今までお目にかかったことはありませんでしたが、たまたま先日買取したものの中に入っておりました。

 

【主な定格】

選択度±7.5kHz以上(-6dB)


非常にきれいに組み立ててあり、バリコンはポリバリコンですが、これは後にエアーバリコンに変更になりましたが本品はポリバリコンのままです。

 

TRX-501内部

電源を入れてみますと、どこかショートしているようで電源が落ちます。

逆接防止用のダイオードか、3端子レギュレーターの入力付近が怪しいとにらみ、ダイオードを外してみると結構な音量でノイズが聞こえ一安心。簡単な所で助かりました。混みいった所は歳のせいで最近苦手です。AFはLM386ですが、十分実用になる音量です。固定機で送信するとハウリング、ひとまず受信部はOKです。

偶然か前の持ち主がちゃんと調整したのか、バーニアダイアルの6のところが50.600MHzに合っておりました。

送信の方はマイクがミニプラグなので、あいにく手持ちがなく、マイクもミニプラグに変更するのもやっかいなので、無謀にもマイクジャックに細いドライバーを差し込むと送信ランプが点灯し、固定機の方からクリック音が聞こえます。送信用のラジケーターが振り切りますので、この辺は調整が必要。パワー系は5Wレンジでメーターが少し振れます。

Eスポシーズンも終わりましたが、これを持って移動運用も楽しそうです。

マイクロウェーブをやめてからまったく移動運用をやっておりませんが、健康の為にもそれもありかな。